Night and Day

あゝ残骸

あくまで悪魔

先日私が見た流れ星はどうやら「火球」と呼ばれるもので、流れ星の中でも特に明るいモノをそう呼ぶらしいです。

小学校低学年だった頃、担任の先生から「今見ている星の光は何万何億年も前に発せられたもので、光の速さをもってしてもその位の時間がかかる程、見ている星は地球から何億光年って離れた場所にあるんだよ」っていう話を聞き、初めて知った事実にビックリしたと同時に物凄い絶望感に襲われた記憶があります。

当時から星を見るのは結構好きだったんですが、手を伸ばせば届きそうなくらい光っていて肉眼でもこうして確認出来るのに、自分が生きているうちにそこへ行くことは不可能なんだと、数年しか生きていないガキのキャパシティをはるかに超える壮大な話に自分はなんてちっぽけなんだろうと子供ながらに思ったんでしょうね。

ちょうど同じ頃、当時やっていた進研ゼミのチャレンジの付録に宇宙や太陽系の事を特集した小冊子がありまして「太陽にも寿命があって最後は膨張して地球を飲み込んでしまうと言われているのよ!」「僕たち死んじゃうの!?怖いよー」「大丈夫!まだまだ何億年も先の話だから私たちは生きてないわ!」とイラスト付きで明るく書かれてあって更に絶望感に襲われた訳ですが(笑)

太陽が終わりを迎えると言われている50億年後には人類が生存しているとは思えませんが、長い宇宙の歴史の中で人類の歴史なんぞ小さなメモ帳1枚にも満たないのかもしれないなぁって、ディスカバリーチャンネルモーガン・フリーマン氏の話を聞いていてもしみじみと思う訳です。

必死の思いでジムに置いてきたポケモンたちが軒並み戻ってきた事なんてマジちっぽけな悩み!!と絶望感を毎日味わっている今日この頃ですが、既に人類は死滅したみたいです。

f:id:imaunusualyxxx:20161109162234j:plain

f:id:imaunusualyxxx:20161109162255j:plain

natalie.mu