Night and Day

あゝ残骸

志村けんさん

昨日、仕事の昼休みに訃報を知って午後は自分でもびっくりするくらいずっと喪失感に見舞われていました。

世界的に混乱を招いているコロナウイルスで亡くなったというセンセーショナルさに加えて日本でウイルスが媒介してなければ失われなかった命だったのだろうという悔しさが悲しみに拍車をかけたのかもしれないけど、きっと子供の頃に大好きな人だったからだろうなって。

物心ついた頃からテレビを通して常に生活にいるのが当たり前の方でした。特に大好きだったのが加トちゃんケンちゃん。保育園だったか小学校にあがったくらいだったと思うけど面白くて面白くて毎週見るのが本当に楽しみで。夏にスイカを食べる時には志村さんのスイカの食べ方を真似して母上から良く怒られてました。子供にはちょっと刺激の強いシリアスな回もたまーにあったりしたよね。

だいじょぶだぁ、バカ殿、ドリフでも本当にたくさん笑わせてもらいました。クラスの友達と変なおじさん踊ったり前日の夜に見た番組の内容で盛り上がったりもして。

ケンちゃんラーメンも良く買ってもらってました。当たりが出て変身消しゴムを貰った時は嬉しかったなぁ。

こうして振り返ってみると幼少期は志村さんの笑いと共に過ごして成長してきたんだなと。

最近まで顔を白く塗ってコントをして時にはクリームや粉を頭から被ったりして大御所と呼ばれてからも身体を張っていた姿を思い出すと本当にお笑いが大好きだったんだろうなと思います。

沢山の笑いをありがとうございました。