音楽は傷です。CDは盤面につけた傷がレーザーを当てられることによって奏でられます。あなたの鼓膜に小さな傷を、あなたの心に小さな小さな傷をつけながら、それは奏でられ、記憶されます。
音楽は病です。あなたの鼓膜を震わせ、心を振動させた歌々は、あなたを一生蝕み続け、しかし同時にあなたを生きさせることでしょう。あなたを生きさせ、息させる音楽。あなたの心臓にリズムを与える音楽に、身体を委ねて下さい。
「人は十五歳の時に聴いていた音楽を一生聴き続ける」
誰かの言葉です。
アーバンギャルドがデビューしてもう十五年。彼女が十五歳の少女だったとしたら、これまでを振り返り、これからを眼差す季節に入ったのかもしれません。
アーバンギャルドの十五年間の記憶。傷と病の記憶を、今ここで一つの作品に記録します。
ポータブルして何度でも聴いて下さい。あなたのそばに置いて、いつでも取り出せるようにして下さいね。
松永天馬(アーバンギャルド)
青春という言葉を聞いてキラキラとした思い出が浮かぶ人とドロドロとした黒い感情が込み上げてくる人がいると思うのですが、私は後者なのでアーバンギャルドの曲が大好きなのだなと改めて感じた新曲でした。
私の思春期は青春じゃなくて黒春だと思っている。
だけど15歳の頃からずっと今日まで大好きな音楽があって生きてこられました。
ところでよこたん、ソロライブで君とは結婚すると思ってたんだ歌ったんだな!天馬さんソロ曲をカバーするのもアツいけど選曲がこれまた…もうずっと前だけど自分が何となく思っていたことは意外と間違って無かったのかもしれんとか変な勘繰りをしてしまったw
よこたんにパフェ評論カバーして欲しいな😃